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専門店が2つ合わさると○○と出会える 紅茶とビールの組み合わせで生まれた強みとは?

2つの人気店のオーナー同士が共同経営するカフェバー「その、一杯の。」。前回記事に引き続き、2つの専門店が同居するメリットなどについて、「その、一杯の。」の亀井明美さん(34)に聞きました。

コアなファンができる

現在、私たちオーナー以外に4名のスタッフがいますが、どちらも元々「salon de Wards warth」のお客様で「ここで働かせてください!」と向こうから声をかけてくれました。紅茶メインのカフェバーはおそらく熊本でうちだけですので、「ここで学びたい」と来てくださる紅茶好きの方は少なくありません。おかげで、求人を出したことは一度もありませんね。

「岡部麦酒工場」は、ビールの質や種類はもちろん、「いれ方」にこだわっています。以前の下通のお店からは、10~15分歩かなくてはならず少し距離があります。それでも「岡部のビールが飲みたい」と、わざわざ足を運んでくださる方が多いです。わかりやすい「他にないもの」があるのは本当に強みだと思います。

取材を受けやすい

この店のオープンをSNSで告知した際に「待ってました! 取材させてください!」と、以前取材を受けたことがある地元雑誌から連絡が入りました。やはり紅茶専門店やビール専門店など、専門性が高いお店は、雑誌やテレビに取り上げてもらいやすいと思います。メディアは特集を組むことが多いので、そうなった時にはお店の紹介だけでなく、時には専門家としてのアドバイスや情報提供をすることもあります。オープンから3カ月ですが、ありがたいことに5~6媒体に取材して頂きました。

理解あるお客様と出会える

専門店の一番のデメリットは、「原価率が高い」ところではないかと思います。当然ですが、一般店が使いがちなコスト重視のありふれた商品では、「専門店」と呼べません。こだわった質の良い商品と種類が必須です。

品切れさせては存在意義が揺らぎますので、もちろんある程度のストックが必要。毎回確かなものを仕入れる知識と目利き力がなくてはなりませんから、常に新しい情報を仕入れる努力も欠かしません。

多くのお客様は「一杯でこの値段は高いなぁ」と感じるかもしれません。ですがこの一杯の価値に気づいてくださるお客様は、私たちの強いファンになってくださいます。適正な値段であることに理解を示してくださる方が常連になってくださると、お店の雰囲気も自然と良くなっていきます。

使えるシーンが増える

専門店が2つあることで、お店の使い方の幅は広がります。会社の飲み会など、大人数でいらっしゃる方にはかなり好評。ビールもカクテルも紅茶も、同じテーブルで楽しめるため、アルコールを飲める方も飲めない方も豊富な種類のドリンクを楽しんでいただけます。

居酒屋さんやバーだとソフトドリンクの数が少ないこともしばしば。一方で約100種類の紅茶メニューがあることは、うちの強みだと考えています。満足する紅茶を選んで「このお店でよかった~!」と喜んで頂けるのは本当に嬉しい瞬間ですね。

店舗シェアで少し贅沢な店舗選び

以前は地下にあった「salon de Wards warth」と、3階にあった岡部麦酒工場は、昼の営業には不向きでした。賃料が高い1階への引越しも、店舗をシェアすることでコストが半減。以前はゼロだった、たまたま通りかかった新規客の流入も増え、憧れだった昼営業も順調です。店舗があるだけで宣伝になってくれる1階のすごさを改めて感じました!

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「その、一杯の。」
〒860-0847
熊本市中央区上林町3-33
コムラサキビル103
TEL:096-273-6184
E-Mail:info@wsw.jp
営業時間:12:00~26:00
定休日:水曜
席数:25席
喫煙:可
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