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ブロイラーだけじゃない! 鶏の種類を徹底解説

鶏は鶏肉や鶏卵を生み出し、私たちの食生活を支えてくれています。古来より朝を告げたり、その姿の美しさを楽しんだりと、人間の文化にも深く関わっています。熊本では「肥後五鶏」と呼ばれる、独自の品種のことも知られていますね。普段、私たちが食べている鶏肉や鶏卵は、実は様々な品種からとれています。今回は、その中から代表的な数種をご紹介いたします。

一般的にイメージされる鶏の白色レグホーン

白色レグホーン

イタリア原産の卵用種です。比較的小型な体格を持ち、産卵能力に優れた品種(年間産卵数:約280個、世界記録は365個)。白色の羽毛、赤い鶏冠を持つ、おそらく皆さんがイメージする「鶏」の姿をしています。改良の過程で就巣性(卵をあたためる性質)を失っており、繁殖は人工孵化に頼ります。

黄斑プリマスロック

アメリカ原産、黒白横斑の羽毛を持つ卵肉兼用種です。年間産卵数は約220~250個ほど。改良が進み、他に生産性の高い品種が確立され始めた為、肉の味の良さから現在では主に各地の地鶏や銘柄鶏の作出に使われています。

脱毛の手間がかからず体の仕上がりが美しい白色コーニッシュ

白色プリマスロック

白色の羽毛を持ちます。後述の白色コーニッシュとの見分けは、素人には困難です。黄斑プリマスロックの突然変異種から生まれた系統や、いくつかの品種の掛け合わせにより生まれた系統など、複数の系統がある品種です。

赤色コーニッシュ

赤褐色の羽毛を持ちます。大きな体を持ち、増体性に優れています。現在はブロイラーの差別化を図る際、雄系として一部利用されています。

白色コーニッシュ

白色の羽毛を持ちます。ブロイラー産業の発展に伴い、脱毛の手間がかからない、体の仕上がりが美しい等の理由で多く飼育されるようになりました。前述の白色プリマスロックの「劣勢白という特性上、有色羽の品種と交配すると様々な色が出てしまう」という欠点を克服するために、赤色コーニッシュを改良したものです。

最も一般的なブロイラー

ブロイラー

大量飼育用雑種の総称です。地鶏、銘柄鶏以外で流通している鶏肉、鶏卵はほぼこの品種です。目的に合わせ徹底的に改良が重ねられた結果、育成が早く、本来数ヶ月かかるところを数週間で成鶏になるようになりました。

ただその結果、歩行困難や歩行不能、心臓疾患で起こす個体が出て来ました。その為、現在は畜産技術協会の「アニマルウェルフェア(動物福祉)に対応したブロイラーの飼育管理指針」に基づき飼育されています。

このように一般的なものだけでも、これだけ多くの種類が存在します。地鶏も含めると、さらに多くの品種が存在しますので、興味が湧いた方は是非調べてみてください。

 

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