熊本飲食店マガジン

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コスト削減

ジェットタオルVSペーパータオル 衛生面とコスト面から考える

お店のトイレや化粧室。手洗いのあと手を拭く際、主にジェットタオル(ハンドドライヤ―)かペーパータオルが設置されているかと思います。飲食店にとっては、どちらがコスト削減につながるのか、またどちらが衛生的に良いのか、気になるところですよね。今回は、そんな両者のコスト面、衛生面などからの視点から見たメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

エコか手間か乾燥に要する時間か

ジェットタオルには、高出力の空気で手の水滴を飛ばし乾燥させるタイプと、暖かい風圧で乾燥させるタイプがあります。ハンカチを出す必要や手間もなく、ゴミも出ない。消費するのは電気だけなので、「エコ」な装置として認識されています。飲食業界でも、環境問題が考えられるようになりつつある現代社会。エコの面からも、備品や消耗品を考える必要があります。

ジェットタオルは、使う側のデメリットとして、乾燥に時間を要すという点が挙げられます。一方のペーパータオルは、水気を拭うことができるので、ジェットタオルに比べると時間を要することもありません。しかし、ペーパータオルは補充しなければいけないという手間もあるので、その点は注意しておきたいところ。手間かエコか、はたまた乾燥に要する時間か。何を重視するかによって変わってきます。

衛生面では不安も残るジェットタオル

アメリカの大学がおこなった研究では、ジェットタオルは手についている細菌を拡散させる恐れがあるということが指摘されています。一方で、ペーパータオルは、細菌が拡散される恐れは低いので、医療の現場ではジェットタオルよりも、ペーパータオルを用いているところも多いでしょう。

ジェットタオルで細菌を拡散させないためには、正しく手を洗い、ジェットタオルを正しく使う必要があります。しっかりと手を洗うことで、手に付着した細菌を減らすことができるので、細菌の広がりを抑えることができるのです。これはお客様だけではなく、料理を提供するスタッフにおいても、気を付けたいポイントです。正しい手洗い方法については、こちらが参考になります。
公益社団法人日本食品衛生協会 http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_tearai.html

近頃は、シンクで手洗いと乾燥を完結できるもの、つまり蛇口とジェットタオルが一体となっているタイプもあります。乾燥時間も短いので、洗面所もしくは化粧室の混雑を緩和させることができるでしょう。

コスト計算は期間も考えて

初期費用の面では、設置にコストがかかるのは、ジェットタオルです。月々の維持費としては、電気代のみで済みます。一方、ペーパータオルは初期設置費用が必要ない分、補充のための費用が必要となります。

ジェットタオルは、機能などにより価格はさまざまですが、安いもので8000円台から。性能によって価格は大きく異なり、中には20万以上のものもあります。

ペーパータオルは、1パック100円台前後で販売されていますが、1パックに入っている枚数や販売する店舗や業者によっても価格はさまざま。業務用として大量購買するほうが、1パック当たりの費用も抑えることができるでしょう。

長期的に使用していくことを考えれば、月々の電気代だけで、ゴミも出ないジェットタオルがエコでおすすめ。しかし、短期的に見て、コスト削減を意識し、衛生面を重視したいならば、ペーパータオルを使う方が良いでしょう。

 

いずれにしても、店の状況やコスト面、衛生面、そして、エコの観点。どの部分を重要視するかで、選択肢も異なってくるかと思います。店の指針やスタッフの意見などを踏まえながら、ジェットタオルかペーパータオル、どちらを導入するのか検討してみてください。

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