熊本飲食店マガジン

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豆知識

飲食業界で役立つ資格

仕事の幅を広げたい。お客様の多様なニーズに応えたい。事業の拡大を目指したい。こうした考えをお持ちの飲食業界の方にとって、役に立つのが「資格」です。今回は、飲食業界の中でも基本となる調理に焦点を当て、「調理師」「専門調理師・調理技能士」「栄養士」「管理栄養士」に絞り、ご紹介します。

調理業界のオールマイティー「調理師」

調理師は、衛生面や栄養面、食材や調理方法などの知識を持つ、調理のプロです。調理の知識があることを証明できることはもちろん、お客様にも安心感を与えることができるでしょう。飲食業界で働くならば、ぜひ取得しておきたい資格です。

調理師の免許を取得するには、「2年以上の実務経験を積み(中学校卒業以上)、試験を受ける方法」と、「調理師学校等の養成施設で1年以上学び卒業する方法」があります。しかし、在学中に2年以上の実務経験を積めば、受験資格が得られるので、試験を受け合格すれば卒業可能です。

また、飲食店を開くためには、「保健所の承認」と「食品衛生責任者の資格」が必要となりますが、調理師免許を持っていれば申請するだけで、「食品衛生責任者」の資格を取得することができます。

調理のプロフェッショナル「専門調理師・調理技能士」

専門調理師・調理技能士の資格は、調理技能技術評価試験に合格することで、取得することができます。試験には、日本料理、西洋料理、中国料理、麺料理、すし料理、給食用特殊料理の7つの区分があり、それぞれの区分に応じた資格が与えられます。

免許を取得するには、8年以上の実務経験を積み、さらにその8年間のうち調理師免許を持ち実務経験が3年以上必要です。また、調理師養成学校を卒業し、調理師免許を取得していれば、6年以上の実務経験で、試験を受験することができます。

調理技術技能評価試験に合格すると、専門調理師と調理技能士の資格を同時に取得でき、さらに調理師専門学校の教員資格も取得することが可能です。資格としては2つですが、「専門調理師・調理技能士」でひとつの称号となります。調理の分野だけではなく、食に関する教育の分野でも携わることができるので、仕事の幅も広がるでしょう。

栄養のことならお任せ!「栄養士・管理栄養士」

栄養士の資格は、栄養士養成課程のある大学や短大、専門学校で学び、卒業することで資格を取得することができます。栄養学に関する専門的な知識と技術を持ち、健康な人を対象に栄養指導や給食の提供などを行います。

一方で、管理栄養士は、管理栄養士養成課程のある大学などの施設で学び、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士になることができます。病気を患っている人や食事を取りにくくなっている人、健康な人、それぞれに応じて栄養指導や食事の提供、栄養管理などを行います。また、一定人数以上の料理や食事を提供する施設では管理栄養士の資格を持つ人を置くことが義務付けられています。

栄養士に比べ、管理栄養士は働くフィールドが幅広く、高度な専門知識を持っているので、飲食業界においても、即管理職に就き、高待遇を期待できる資格ではないでしょうか。

近年は、健康志向の人が増えてきているので、栄養士・管理栄養士の在籍する飲食店は、集客やイメージアップとしても大きな強みになるでしょう。

 

「食」は、私たちにとって切っても切り離せない大切な分野。特に調理に関わる資格は、高い技能や知識、経験が問われる有意義な資格なので、取得しても無駄になることはないでしょう。これから資格の取得を考えている方は、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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