熊本飲食店マガジン

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コスト削減 豆知識

電気代を削減するために飲食店ができること

飲食店を経営していくにあたり、必ず必要となる経費。利益を出し、店を経営していくためには、少しでも経費を節約しておきたいところです。経費の中でも固定費として、毎月必ずかかってくるのが光熱費。毎月かかってくる光熱費だからこそ、削減したいものです。今回は飲食店における電気代に焦点を当てて、削減方法について、ご紹介していきます。

冷蔵庫の管理を見直す

電気の中でも24時間、電気を必要とするのが冷蔵庫。また、複数の冷蔵庫を使用している飲食店も多いでしょう。冷蔵庫の管理を見直すだけでも、電気代の削減に大きく差をつけます。

冷蔵庫の中でも食材によって適した温度があります。

・野菜室:約3〜7℃
・冷蔵室:約1~5℃
・冷凍室:-18~-22℃
・チルド室は約0℃ 

冷蔵庫の温度設定が適温になっているか、一度確認してみましょう。

飲食店の冷蔵庫は、大型のものを設置しているところが多い傾向にあります。冷蔵庫から冷気が逃げないように、冷蔵庫専用のカーテンを使用するのも一つの手です。冷蔵庫は開閉するたびに、外気に触れ、冷蔵庫内の温度が上昇します。開閉によって冷気を逃さないようにすることで、消費電力を抑えることができます。特に、飲食店では大型の冷蔵庫を使用しているところも多いので、なおさら気を付けたいところです。

空調を見直す

空調の電気消費は、電気代の中でも大半を占めます。エアコンは、室外機から取り入れた外の空気を冷やし、室内の暑い空気を吐き出す仕組みになっています。そのため、室外機から排出される熱風が跳ね返り、余分な消費電力を使用しないよう、室外機周りには物を置かずに整理しておきましょう。

エアコンのフィルターに埃が詰まるなどして汚れている状態だと、エアコン本体の性能が弱まり、より電気代を消費してしまいます。さらに、性能が弱まったままエアコンを使い続けると、故障の原因にもなりかねないので注意しましょう。

電力会社を見直す

2016年4月からの法律改正に基づき、電力は全面自由化になっています。それに伴い、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになっています。よって、消費者は電力会社を自由に選択できます。電力の契約先を変更するだけで電気料金が削減できるのです。

契約できる電力会社は地域ごとに異なります。店の消費電力状況を踏まえ、プランや電気料金を電力会社によって比較し、自分の店に合った電力会社と契約しましょう。電力会社やプランによっては、一定の契約期間内で解約すると「違約金」「解約金」などが必要となることもあるので、予めしっかり契約内容をしっかりと確認することも忘れないようにしてください。

LED照明の導入

白熱灯や蛍光灯をLED照明に取り替えるだけで、毎月の電気代を削減することができます。LEDは白熱灯などに比べ、消費電力が少ないことの他に、「寿命が長い(=電球の交換回数が少なくて済む)」「頻繁に電気をつけたり消したりしても寿命が縮まない」「紫外線を出さないため虫が寄り付かない」「消費電力が少ないため、二酸化炭素の排出量が少なく環境に優しい」といったメリットがあります。

ただし、LEDを導入するためにもコストがかかってきますので、すべてLEDに切り替えるのではなく、点灯時間が長い照明や電球が切れた箇所から、LEDへの切り替えを検討しても良いかもしれません。ただ、注意したいのは、照明は店のイメージや雰囲気に大きく影響をもたらします。店のイメージ、雰囲気、ムードなどとのバランスを良く考え、LEDの導入を検討しましょう。

なにより大切なのは、従業員全員で電気代を削減する意識を持つことです。バックヤードや更衣室などお客様の目に見えないところに、電気代削減のための注意点などを掲載しておくのも良いかもしれません。しかし、削減の意識をし過ぎると、お客様にも「この店節約しているんだ」「経営厳しいのかな」などの疑念を与えかねないので、従業員間で適度に意識を保ちましょう。

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